株式会社三菱 UFJ フィナンシャル・グループ(代表執行役社長 亀澤宏規)の連結子会社である株式会社三菱 UFJ 銀行(取締役頭取執行役員 半沢淳 一)は、ANA NEO株式会社(代表取締役社長 冨田光欧)が提供する、旅をテーマにしたメタバースプラットフォーム「ANA GranWhale」へ出店した。
同行は 2022 年 11 月に、ANA NEO および損害保険ジャパン株式会社と、メタバース金融の実現に向けた協業に関する基本合意書を締結した。3 社はメタバースを社会に根付く可能性のある重要なチャネルになると位置づけている。同行は、本協業の一環としてメタバースプラットフォームである「ANA GranWhale」に出店し、新たな金融サービスの提供・事業創出を進めていく。
同行の店舗は、「ANA GranWhale」内のショッピング空間である Sky モールに位置。外観は Sky モールの景観に合わせた高級感のある大理石のデザインを使用し、内観はかつて三菱合資会社の銀行営業室として利用され 2009 年に復元された、三菱一号館美術館 Café1894(東京・丸の内)を再現した。最新の 3D 空間技術を使用することで実際の重厚な雰囲気を残しつつ、同行および MUFG 傘下の三菱 UFJ 信託銀行、三菱 UFJ モルガン・スタンレー証券のサイネージなどのデジタル装飾を施すことで近未来感を演出している。
当店舗では、金融情報の発信を行うほか、「ANA GranWhale」における交換所機能も担っている。情報発信については、Money Canvasの機能を活用した金融に関するコラムなどを掲載する。「ANAGranWhale」の交換所としては、V-TRIP(バーチャル旅行空間)での“思い出(アイテム)”を集めて、店舗内のアバター店員に話しかけることで、「ANA GranWhale」内で利用できるさまざま
なアイテムと交換することが可能。今後、交換所では期間限定のイベント開催も予定している。
今回の出店を通じて、メタバース空間における新たな金融サービスの在り方の検討、金融サービスの提供に向けた具体的な検証を進める予定。今後は、「ANA GranWhale」を利用される方に向けた、NISA セミナーや金融商品・サービスに関するセミナー配信など、さらなるコンテンツの拡大も計画している。
メタバースプラットフォーム「ANA GranWhale」への出店について (mufg.jp)