宮崎第一信用金庫は、融資担当職員(男性 34 歳)による不正融資を公表した。
事故者の親族および知人に対し借入を依頼、または無断で親族の名義を借用して不正に融資を実行、その融資金を横領し、自身の生活費・遊興費や借金の返済充当に利用していた。
融資部管理課が定期的に行っている棚卸作業の中で、清武支店から未提出の書類が 7 件あることが判明し、それを早急に提出するよう、事故者に対して督促を行っていた。しかし、事故者への連絡が不通状態となったことから、監査部による「特別監査」を行い、その結果、未提出書類の中に融資金流用疑惑が浮かび上がり発覚した。
累計事故金額は、現時点で43,450 千円(被害者は 5 顧客、32 件)。
事故者の親族 1 名および知人 1 名に対して、自身のノルマ獲得のためと称し借入を依頼し、実行した融資金を横領。親族 2 名については、事故者が無断で申込書等に記載・事故者自身が作成し保有する印鑑を押印して実行した融資金を横領。親族 1 名に対しては、他の親族 2 名から借りているお金を返済するために協力してほしいと依頼し、実行した融資金を横領。横領した融資金は自身の生活費・遊興費(パチンコ等)や借金の返済充当に利用した。
fushoji0317.pdf (miyasin.co.jp)