三菱 UFJ 信託銀行は、株式会社東京ドームと、NFTの技術を用いて、株主優待等の特典や、特定のアセットやサービスに関する利用権や会員権といった権利を UT(ユーティリティトークン:デジタル優待権)として発行可能なプラットフォーム「Progmat UT(プログマユーティー)」の活用と共に、発行体が UT を発行・管理できる「Token Manager」および権利者が UT を利用できる「Token Wallet」を用いた UT の発行を開始した。
UT 発行体となる東京ドームは、「Token Manager」で UT を発行・管理し、権利者 は「Token Wal-
let」上で UT を受領したうえで随時権利行使することができる。
東京ドームシティでは、デジタル技術を活用した、街としての認知拡大や魅力の向上、ファンエンゲージメントの強化に向けた取り組みを推進しているが、UT 発行による ST 保有者へのプロモーション活動は初の試み。今回の UT の活用が、デジタルアセットマーケットのユーザー特性把握やエンゲージメントの構築、親和性の確認など、東京ドームシティと顧客とのつながりの拡充に結びつくことを期待している。
https://www.tr.mufg.jp/ippan/release/pdf_mutb/220729_1.pdf