北國銀行「キャッシュレス・デジタル社会の創出強化、店舗外ATM廃止」


株式会社北國フィナンシャルホールディングス(代表取締役社長 杖村 修司)および株式会社北國銀行(頭取 杖村 修司)は、キャッシュレス、デジタル社会の創出に向けた取組みを更に強化するとともに、北國銀行店舗外に設置しているATM 125 台全台について、3 年後の 2024 年 9 月までに順次廃止する予定。また、2022 年 3 月 31 日をもち、店舗内・店舗外ATMコーナーの現金封筒の設置を終了する。

より良い地域社会実現のためには、生産性向上に向けたDX(デジタル・トランスフォーメーション)やキャッシュレス化が不可欠であると考え、ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社との Super Cashless Region プロジェクトなど各種施策・プロジェクトを進めているが、今後更なる取組み強化を行う。

また、同社グループでは持続可能な地域社会の実現のため、ESG(環境・社会・ガバナンス)取組み方針として、環境に配慮した取組む。キャッシュレスやインターネットバンキングの進展によってATMご利用者数が年々減少傾向にある中、実際に顧客がATMを利用・操作する時間は、店舗外ATM全稼働時間のうち 2 割台に留まる。店舗外ATMの電気使用量は、顧客が利用していない時間帯も含め年間約 170,000kwにのぼり、環境面での負荷が懸念される。

また、現金封筒は年間約 450 万枚を使用しており、森林資源の保護およびごみ減量の観点から、ATMコーナーへの設置を終了を決定した。

店舗外ATMの全台廃止及び現金封筒の設置終了により、その分削減となるコストについては、地域のデジタル化への投資として活用させていただく方針。地域のデジタル化への投資として、これまでも後述の投資を行ってきたが、今後更にカード加盟店端末 10,000 台(総額 5 億円相当)を地域の事業者へ無料で提供する。

また、2020 年 10 月設定の総額 10 億円の「北國DXキャッシュレスファンド」を引き続き活用し、企業や地方自治体
等の課題解決や生産性向上のため、引き続き様々なサポートする。

個人顧客向けには、通帳レス・印鑑レス・インターネットバンキング・Visa デビットカードをセットした「HOKKOKU LIFE+(北國ライフタス)」を基盤預金口座サービスとして無料でご提供しており、キャッシュレス化および生産性向上に活用してもらう。

HOKKOKU LIFE+加入の顧客は、2021 年 11 月より提携コンビニ、ゆうちょ銀行およびイオン銀行ATMでの出金が月 3 回まで(入金は回数制限なし)手数料無料で利用できる。

法人顧客向けには、インターネットバンキングの基本手数料無料化や法人 Visa デビットカードなど、事務効率化に活用できる各種サービスを用意。サービスの詳細は北國銀行ホームページで案内している。

20211029.pdf (hokkokubank.co.jp)

 

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