鹿児島相互信用金庫は、不祥事の発生を公表。
元職員(本件発覚後に懲戒解雇。男性・営業担当、40歳)が鹿屋支店に在籍中、顧客の定期預金作成のため預かった現金や定期預金・定期積金の解約金または普通預金からの払戻金を着服していたほか、解約のため預かったカードローン口座から不正に引き出し、あるいは顧客の了解のもとカードローンから出金した現金を着服し流用するなどの不正行為を行っていたもの。
流用した現金は取引先に対し浮貸し(金融機関の職員がその地位を利用し、自己又は当該金融機関以外の第三者の利益を図るために、金銭の貸付、金銭の貸借の媒介、債務保証をすること)していたほか、ギャンブル等の遊興費に費消していたとのこと。
累計事故金額は現時点94,806千円(被害者は15顧客、36件)、うち47,450千円(7顧客、9件)を浮貸ししていた。
https://www.kasosin.com/news/news20191226-1.pdf