九州フィナンシャルグループ「モバイル端末のカメラ機能を制御する実証実験を開始」


株式会社九州フィナンシャルグループ(社長 笠原 慶久)は、日商エレクトロニクス株式会社(社長 寺西 清一)と共同で、当社本部のオフィスエリア内で、勤務中の社員が所有するスマートフォンなどモバイル端末のカメラ機能を制御する実証実験を開始した。

同社は、社員によるスマートフォンなどのモバイル端末の社内持ち込みを制限し、情報漏えいなどのセキュリティ対策を行っているが、今後のモバイル端末の有効活用を考えると、持ち込み制限による運用には限界がある。そこで、利便性向上および IT 活用による業務効率化、社員の働き方改革の推進を目的に、スマートフォンなどのモバイル端末のカメラ機能を制御する仕組みを開発したことから、実証実験を開始する。

なお、本機能導入は、金融機関では初の取り組み。

同社社員は、アプリをインストールしたモバイル端末にQRコードを表示し、オフィス入館時に専用端末へスキャンすることで、カメラ機能は制限される。

社員食堂など、QRコード決済が必要なエリアでは、ビーコンの電波を感知することで、カメラ機能は一時的に制限解除され、電波の届かないエリアに移動すると、カメラ機能は再度制限されるもの。

オフィス退館時には、QRコードをスキャンすると、カメラ機能の制限は解除される仕組み。

https://www.kyushu-fg.co.jp/newsrelease/pdf/20191119_02.pdf

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