みちのく銀行は、2018年5月17日および8月28日に、融資案件における不適切な取扱いが発生したことを公表したが、以降、調査範囲を拡大して継続調査を実施した結果、5件の不適切 な事案が発覚、当事者14名、合計28件の事案が判明した。
設備資金に係る融資は融資実行後の融資金管理を必要としているが、行内の事務処理を終了させることを目的に領収書等写し(領収書 などをコピーしたもの)の記載内容を改ざんすることで偽造し、外部保 証機関に提出していた事案。
具体的には、① 融資実行後にお借入人より提示を受けた領収書等の 金額が、申込時の見積書よりも過小(相違金額:最大20万円、最少 8千円)であったことから、領収書等写しの金額を見積金額に合わせて 改ざんしていた事案、および、② 融資実行後に行うべき資金の振込が 実行前に行われていたため、領収書等写しの日付を融資実行後に改ざん (最大25日)していた。
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