北見信用金庫「不祥事、不正融資等3件を公表」


北見信用金庫は、同金庫の元職員(渉外担当、男性、41歳)による3件の不祥事が顧客からの情報提供をきっかけに、事故者からの聴取、同金庫の調査により事実関係が確認され、公表した。

<事件1>

事案1: 事故者が釧路支店に在勤中、架空の見積書を使用し、信販会社との間でローン契約を締結し、不正に融資金300万円を受領した。 事故者は不正に受領した融資金を、自宅建設時の未払金支払いや自己費消用の資金としていた。

事案2: 事故者が釧路支店に在勤中、下記事件2の事故者から、既存債務をまとめる方法について相談を受け、不正に借入する方法を教唆したもの。 事件2の事故者は、教唆を受けた方法で他金融機関から借入し、融資金を不正に受領していた。

事案3: 事故者が帯広支店在勤中、取引先から個人的な借入金として120万円を受領していた。事故者は受領した金員をクレジットの支払や生計費としていた。 尚、借入金は本事案の発覚前に返済されている。

 

<事件2>

同金庫の元職員(自己都合退職者、男性、35歳)が釧路支店在勤中、虚偽の見積書を使用し、他金融機関との間でローン契約を締結し、不正に100万円を受領した。 事故者は不正に受領した融資金を自己の遊興費としていた。尚、当該ローンは本事案の発覚前に完済されている。

事件1に関連して、同金庫の調査では事実関係を明らかにできなかった事案もあり、警察の捜査に委ねる。 万一、新たな事案が判明した場合には、すみやかに公表するとしている。

http://www.shinkin.co.jp/kitami/info/fushojiken20180427.html

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