中国銀行「不祥事、着服を公表」


中国銀行は、一般行員(元人事部、31歳、男性)の不祥事を公表した。

事故者は、平成27年7月から平成29年10月までの間、高松支店の渉外係として担当していた10名の顧客から、金融商品への運用と偽って普通預金の払戻伝票を預かり、その払戻伝票を利用して不正に現金を出金し着服していた。

また、1名の顧客に同行取扱商品以外での有利な運用の話を持ち掛け、自分名義の預金口座に振込みさせ、個人的にその金員を着服していた。

事故者は、これらの方法で得た現金を、主に自己勘定での外為FX取引・外為オプション取引で発生した損失の穴埋めに流用し、一部は遊興費や車の購入資金にも流用していた。

事故者が不正に流用した金員は、のべ1億9944万5250円であることが判明。なお、このうち約75百万円は発覚前に事故者自身が顧客に返金済みとのこと。不正に流用した金員のうち、一部は事故者が弁償したが、残額は同行が返金した。

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