岐阜信用金庫(理事長 住田 裕綱)は、特定非営利活動法人 ORGAN(理事長 蒲 勇介)と連携し、岐阜市の伝統工芸品である岐阜和傘の技術伝承、ブランド力向上、岐阜・川原町をはじめとした長良川流域の観光活性化を図ること等を目的としたプロジェクトを実施する。
本プロジェクトは、川原町に残る築 100 年以上の古民家を複合テナント施設「長良川手しごと町家 CASA(カーサ)」としてリノベーションし、同施設において岐阜和傘専門小売店・ショールームの開設、観光客への和傘づくり等の体験サービス提供、岐阜和傘の伝統技術を引き継ぐ次世代の職人育成を行うほか、国内外の見本市・展示会出展を通じて新たな市場開拓を行うもの。
これらを通じて、伝統工芸岐阜和傘を 20 代〜40 代が生業としていける産業にするとともに、インバウンドを含む新たな高付加価値体験観光の顧客層と市場の創出、長良川流域(岐阜市・関市・美濃市・郡上市)における資源と人材と資金が循環する流域産業のモデルの構築を目指す。
なお、本プロジェクトは公益財団法人日本財団、信金中央金庫、全国信用金庫協会が連携して実施する日本財団「わがまち基金」(※1)を活用した地方創生支援スキームの助成決定を受けて実施するもので、本スキームの活用を通じて、地方創生に向け、当金庫と地域の事業者が連携しながら当地域の課題解決に取り組む。
※1 日本財団「わがまち基金」
公益財団法人日本財団が地域金融機関等と連携して行う、コミュニティビジネス等の支援を目的としたプロジェクト。
http://www.gifushin.com/release/20171011.pdf