八十二銀行(頭取 湯本 昭一)は、事業承継および M&A の相談にお応えるため、行員のコンサルティング能力向上に向けた人材育成に積極的に取り組む。平成 29 年 8 月末時点で、同行行員 469 名が「事業承継・M&A エキスパート」資格に認定され、関東甲信越の地域金融機関において認定者数が第 1 位となった。
同行では本資格認定を通じて得たノウハウも活用し、地域金融機関として地域経済の活力創造に向けた取組みを強化する。
平成 28 年 12 月に中小企業庁「事業承継ガイドライン」が制定されるなど、日本経済の担い手である中小企業の多くが世代交代期を迎える中、事業を円滑に承継していくことが課題となっている。長野県内においても、経営者の高齢化や後継者不在等の理由から、顧客から寄せられる事業承継および M&A に関する相談は増加傾向にある。
同行に寄せられる事業承継に関する相談は年間約 200 件、M&A(第三者承継)に関する相談は年間約 150 件を超えており、今後も増加していくものと予測している。
https://www.82bank.co.jp/release/2017/pdf/news20170919a.pdf