全国地方銀行協会は、年頭所感を公表した。
以下、HPより。
謹んで新春のお慶びを申しあげますとともに、旧年中に賜りましたご厚誼に心から御礼申しあげます。
昨年を振り返りますと、私たち金融機関に最も大きなインパクトを与えたのは、未曾有の金融緩和政策となった「マイナス金利政策」の導入でした。これにより、すでに低水準にあった預金と貸出金の金利差は限りなく縮小し、金融機関は、その規模を問わず極めて厳しい経営を強いられることとなりました。
しかし、この政策の目的は日本経済がデフレから脱却し、早期に景気の回復を実現することにあります。したがって、金融機関はこの政策を受動的に受け入れるのではなく、持てる機能を十二分に発揮し、積極的に経済の活性化に貢献する姿勢が強く求められています。
私たち地方銀行は、こうした共通の認識のもとに、それぞれの地域に応じた創意と工夫を発揮し、地域経済の活性化に向けた「地域密着型金融」を着実に実践してまいりました。
平成29年も、引き続きこの私たちの果たすべき社会的使命に真摯に取り組むとともに、会長所信として掲げた諸課題への対応の深化をはかり、お客さまの期待と信頼に応えるソリューションの提供を通じて、地域とともに確かな未来を切り拓いてまいりたいと思います。
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