中小企業庁は、株式会社商工組合中央金庫の危機対応業務において、不適切な手続による貸付が判明、公表。
経済産業省及び財務省は、商工中金に対して、本事案の徹底調査と原因の究明、再発防止策の策定等を指示した。
商工中金鹿児島支店において、一部の職員が顧客から受領した試算表等を自ら書き換えて危機対応貸付を行っていた事実が判明し、本日付で商工中金より不祥事件の届出があった。
現在、商工中金が事実関係の確認や原因究明等の調査を進めているが、危機対応業務の要件に合致しない貸付が行われた可能性がある。
経済産業省及び財務省は、本事案に関し、商工中金に対して、1)徹底調査と原因の究明、2)調査結果を踏まえた必要な対応の実施、3)再発防止策の策定等の指示を行った。
今後、商工中金による調査の状況を踏まえた上で、必要な場合には、さらなる対応をすることとするとのこと。