富士信用金庫は、全国の金融機関でインターネットバンキングの不正送金被害が多発していることを受け、セキュリティ対策のひとつとして「セコム・プレミアムネット」の提供を開始したと公表。
セコム・プレミアムネットとは、USBメモリ型の専用USBをパソコンに接続してインターネットバンキングを行うサービス。
パソコンに搭載されているOS(Windows 等)を使用せず、専用USB内に保存されているOSでパソコンを起動するため、コンピュータウイルスに感染するリスクを大幅に低減することが可能。また、同金庫のインターネットバンキング関連ページへのアクセスのみ可能となる。
これらの機能により、同金庫外のページへ誘導しIDやパスワード等を搾取するフィッシング詐欺や、コンピュータウイルスなどの感染から顧客を守り、安心してインターネットバンキングが利用可能になるという。