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滋賀銀行 近江牛等を担保とする「ABL」を取扱開始

滋賀銀行がは、滋賀県のご協力のもと、一般社団法人 滋賀県畜産振興協会(以下、協会)と業務提携し、近江牛等(※1)を担保とする「ABL」(※2)の取り扱いを開始します。地域の畜産振興協会と連携したABLは、全国でも初めての取り組み。

協会との連携によるABLの取り組みにより、不動産や保証によらない柔軟な資金対応と畜産事業者さまの「健全な畜産経営」をサポートし、「近江牛」などの地域ブランドの維持向上によるアグリ産業の発展と地方創生に貢献する。

(※1)近江牛等には黒毛和種のほか肉用種、乳用種等の牛、豚、鶏を含みます。

■ 取り組みの概要

担保取得した近江牛等の肥育状況を協会と確認し、必要に応じて、協会が畜産事業者さまへ衛生管理や畜産技術等のアドバイスを実施します。また万一、畜産事業者さまが破綻等、事業の継続が困難となった場合には、協会は銀行に対し肥育管理や担保処分にかかる専門業者の紹介などの協力を行います。

これにより担保取得した近江牛等の疾病リスクや処分リスク等の生体特有のリスクを軽減することができ、これまでの融資制度では、担保とすることが困難であった近江牛等の生体を担保として活用することが可能となりました。また、個体識別情報を活用した適切な在庫管理や協会から市場動向などの情報提供により県内畜産業の動向を把握することで、不動産や保証によらない柔軟な資金対応を行ってまいります。

<スキーム図>

http://www.shigagin.com/news/topix/1212

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