横浜銀行は、同行の子会社である浜銀総合研究所が、個人顧客を対象とするイベント・ベースド・マーケティング(EBM)に関する特許を取得したと公表。
EBMは、顧客の金融ニーズが顕在化した取引や属性の変化などのイベントを捉えて、ニーズを的確に把握するマーケティング手法。
同行では、平成20年1月から個人顧客、平成25年9月から法人顧客を対象としたEBMシステムの運用を本格的に開始し、毎日3,000件以上の情報を同行の営業担当者に配信することで、顧客のニーズに沿った活動を進めている。
今回、浜銀総合研究所が運営する「ナレッジラボ」において、個人顧客の口座に入金される資金の特徴を推測するモデルを開発し、特許として認めらた。このモデルによって、退職金の受け取りなどを推定し、顧客ニーズに備えることが可能となるとのこと。
なお「ナレッジラボ」とは、マーケティングデータベースを共有し、モデル開発・人材育成・ノウハウ共有を行う組織。参加行は9行(北海道銀行、群馬銀行、武蔵野銀行、横浜銀行、北越銀行、北陸銀行、京都銀行、四国銀行、西日本シティ銀行(平成28年8月現在)。
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?template=ir_material&sid=57848&code=8332
http://www.hokugin.co.jp/info/files/pdf/776.pdf
http://www.hokkaidobank.co.jp/news/detail.php?id=1508
http://www.hokuetsubank.co.jp/new/160912_knowledge_labo.html