琉球銀行(頭取 金城 棟啓)は、「考え、行動に移す」という幅広い応対力の醸成を図ることを目的に、全国の金融機関で初めてNPO法人障害平等研修フォーラムによる「障害平等研修」を実施する。
「障害平等研修」とは対話を通じて「気づき」を積み重ねていき、差別や排除など社会のなかにある様々な「障壁」を見抜く力と問題を解決していくための行動を形成する参加・発見型(グループワーク)の研修。
同行では「サービス介助士」資格取得も推進しているが、「技術」と「心のあり方」双方を醸成することが必要であると考えており、今後も同研修を推進し、顧客の幅広いニーズに応え職員の育成に努めていく。
※ 障害平等研修とは
1990年代以降、英国で障害者差別禁止法の推進に呼応し確立してきた教育研修で、障害者の社会参加や多様性のある社会を創ることを目的としている。より障害を読み解くために、研修の進行は、障害による抑圧の経験を持つ障がい者自身がファシリテーターとなって進める参加・発見型(グループワーク)の研修。
「障害平等研修」はNPO法人 障害平等研修フォーラム(東京在)が実施しており、JICA(国際協力機構)を通して世界で活動を展開。沖縄県内にはファシリテーターが1名おり、昨年度の県内での研修実施回数は15回。