肥後銀行と熊本大学(学長 小川 久雄)が共同で実施した「人の行動様式をデータから読み解くための統計数理的研究」において、同行チームが一般社団法人 金融データ活用推進協会(代表理事:岡田拓郎)のデータ分析コンペティション「第 2 回金融データ活用チャレンジ」に参加し、「地域金融機関部門」で入賞した。
本共同研究は熊本大学と締結した包括連携協定の一環で実施したものであり、銀行のデータサイエンス活用能力向上を目的に、2023 年 5 月より同行行員 2 名を熊本大学中村特任教授研究室へ研修派遣し、先生方の親身な指導とディスカッションを通じてデータ処理法やプログラミングのリテラシーを学んだ。
本共同研究を始めて僅か 1 年という短い期間で入賞できたことは、同行のDX計画に掲げるDX推進人材育成として大きな成果。今後はデータ解析や予測モデリングの実務的なニーズに対応するための基礎的な知識とスキルを身につけるだけではなく、様々な実データに適用し最新手法の取得を目指す。
将来的には銀行業務におけるデータ活用のさらなる高度化を図るとともに、それらを通じて地域の発展や地場産業の活性化に寄与していく。