東和銀行は、取引先による融資金の流用事案が発生し、取引先 2 名が逮捕されたことを公表。同行が本事案に関与した事実はないが、資金流用に至るまでの過程で、一部の営業店において融資管理体制が十分ではなかった点もあるとしている。
同行高崎支店の取引先である特定の債務者(法人)から、多数の紹介を受けた法人および個人(以下、関係する取引先)に対する融資において、特定の債務者へ資金流用等がされていたことが判明し、また、関係する取引先の一部において融資申込に際しての必要書類(以下、融資申込書類)の改ざん等が行われていた。
また、関係する取引先に対する融資申込書類については、同行行員 2 名が見積り書等の原本確認をしないまま預かるなど、適切な取扱いをしていなかった。