鹿児島銀行(頭取 松山 澄寛)は、顧客のデジタル化支援、および銀行自らのデジタルトランスフォーメーション(以下、「DX」)実現のため、行内の「DX人材」の育成を強化する。
昨今のデジタル技術の急速な進展や、新型コロナウイルス感染症による人々の生活様式や価値観の変化により地域や顧客のニーズは大きく変化しており、それに対応すべく自治体や企業はデジタルを活用して自らのサービスや業務プロセス、組織風土などを変革する“DX”を迫られている。
これらの変化に対応するため、ビジネスとデジタル双方に精通し、「各課題解決に向けてデジタルを活用して変革できる人材(=DX人材)」認定制度を新設するとともに、それに向けた育成カリキュラム整備・活用を行い、全行員のデジタルリテラシーの向上に取り組む。
まずは、組織として底上げを図るため、「DXベース人材」の育成を強化し、「DXベース人材」について、2024 年 3 月末 300 名、2027 年 3 月末 1,200 名を目標とする。
「マインドセット・リテラシー向上」と「リスキリング・スキルアップ」の 2 つの観点から、スキル・レベルに応じた研修やセミナー、e ラーニングなどにて育成する環境を整備。また、デジタル関連企業や自治体への出向・人事交流を積極的に行い、人材育成を図るとともに、当該企業・自治体とのさらなる連携を強化する。
DX人材育成の強化について ~DX人材認定制度の新設~ (kagin.co.jp)