株式会社名古屋銀行(頭取 藤原 一朗)は、2023 年度から 2030 年度までを計画期間とする第 22
次経営計画を策定、公表した。
少子高齢化、人口減少と社会構造の変化に加え、コロナ禍により人々の行動様式も大きく変化した。また、デジタル化等の技術革新、フィンテックによるキャッシュレス社会の進展、気候変動対応や脱炭素などサステナビリティへの関心の高まり等、社会の変化はこれまで以上に早く、大きくなっている。
こうした環境下においても、地域金融機関として愛知県を中心とした地域の成長と当行の成長が密接
に関わっている構図は変わっておらず、長期的な目線で当行が地域の中でどのような価値を提供できる
か検討し、ありたい姿を設定した。
これを実現させるためのマテリアリティ(重点課題)を特定し、解決のために取り組む項目を実行し
ていくことで地域社会の繁栄に寄与することを目指す。
1.パーパスの策定
「未来創造業」
・2018 年の未来創造業宣言にて「私たちはお客さまと自分の未来のために一生懸命に仕事をします」と掲げた。これを同行が地域の中で提供する価値であるとし、当計画にてパーパス(存在意義)と位置づけ取組みを一層推進していく。
2.2030 年ビジョン
「お客さまとともに成長する地域№1 金融グループ」
・①サステナビリティ、②人的資本戦略、③DX 戦略を 3 つの重点項目とし、2030 年ビジョンの実現を目指す。