株式会社みずほ銀行(頭取:加藤 勝彦)と株式会社 Sustech(代表取締役:丹野 裕介・飯田 祐一郎)は、脱炭素化ソリューションの拡充に向けた協業の検討を開始した。
同行は、気候変動対応や脱炭素社会への移行など、持続可能な社会の実現に向けた取り組み(サステナビリティアクション)を強化している。また、総合金融グループとしての知見を活かし、サステナブルファイナンス等による資金調達をはじめ、脱炭素化に向けた事業の強化・転換に資する助言やソリューション提供への取り組みを強化している。
Sustech は「テクノロジーを通じて、企業と社会のグリーントランスフォーメーション(GX)に貢献する」をミッションに掲げ、脱炭素化プラットフォーム「CARBONIX」(※1)や分散型電力運用プラットフォーム「ELIC」(※2)等クラウド型システムの開発・運営を行っています。AI による発電量予測では業界標準を上回る精度を実現するなど、企業のGX 支援に資するサービスを複数展開している。
みずほ銀行と Sustech は、同行の顧客の脱炭素化に向けた戦略策定から実行までの一連のプロセスに対し、Sustech のテクノロジーを活用した最適なソリューションをワンストップで提供することを目指す。具体的には、以下の内容について、2022 年度中の基本合意書締結を目指し、両社での協議を進めていく。
- 再生可能エネルギー・蓄電池・モビリティ等の分散型エネルギーリソースの有効活用による脱炭素化ソリューションの新規共同開発
- Sustech および Sustech の運営ファンドを通じた分散型エネルギーリソースの新規共同開発
- Sustech が運営する脱炭素化プラットフォーム「CARBONIX」の活用
- Sustech が運営する分散型電力運用システム「ELIC」を活用した PPA スキーム等の再生可能エネルギーの導入・最適化ソリューションの拡充
(※1)「CARBONIX」:https://sustech-inc.co.jp/carbonix/
(※2)「ELIC」:再エネ電源の発電予測・計画提出・市場売電等を実現するプラットフォーム