愛知銀行は、取引先企業に対し、コロナ禍の緊急措置として2020年に開始された「利子補給付コロナ感染症対策資金」、いわゆる『ゼロゼロ融資』の返済に関する調査を行い、その結果を公表した。
本調査は2022年6月に続き2回目。
調査結果(要旨)は次のとおり。
・前回(2022年6月時点)と比較し調査結果に大きな差異はなく、約8割(81.4%)の企業が約定返済を行うと回答し、期日を待たずして一括返済(繰上完済)を予定していると回答した企業は15.7%となった。
・返済条件緩和(予定含む)と回答した企業は2.3%で、前回調査より僅かではあるが増加した。
・繰上完済を予定していると回答した割合は、製造業、卸売業が高く、飲食業や旅行業が含まれる各種サービス業、小売業が低い結果となった。