山陰合同銀行は、米子工業高等専門学校と「包括連携協力に関する協定書」を締結したと公表。
米子工業高専は、「我が国の将来を担うものづくりの基盤技術を支える創造性に富んだ技術者を養成するため、地域社会と連携し、実験・実習を重視した実践的な技術教育を行う」という教育理念のもと、地域社会と深い繋がりを持ちながら、学生の教育にあたっている。また、最近では、Uターン希望のある卒業生と地元企業とのマッチング等、卒業生ネットワークを活用した取組みや技術開発ニーズのある地元企業との共同研究、受託研究等「産学連携」の取組みも進めておられ、地域の産業活性化にも大きな役割を果たしている。
この協定締結は、両者が連携することで地域の企業が抱える課題の解決を図り、産業振興及び地域活性化に繋げていくことが目的。
具体的には、銀行単独では課題解決が困難な技術開発や専門人材の確保といった製造業を中心とした取引先が抱える課題の解決支援などを進めていくとしている。