新生銀行は、持続可能性や ESG/SDGs の観点に、社会的インパクトの概念を融合させた「サステナブルインパクト」の取組み推進を、従来の投融資を中心とした金融領域でのソリューションから非金融領域でのソリューションにも拡げていく。
第一弾として、在庫分析の高度化、不良在庫抑制を通した廃棄ロス削減の支援と、CO2排出量の見える化と削減の支援を開始し、外部提携先として、フルカイテン株式会社、ならびにアスエネ株式会社との間で、それぞれ顧客紹介契約を締結した。
フルカイテンは、在庫の運用効率を向上させ、売上・粗利・キャッシュフローを最大化することを目的としたソフトウェアサービス「FULL KAITEN」を提供。「FULL KAITEN」は小売・卸売事業者をメインターゲットとし、保有する在庫の売上貢献度や売れ残りリスクなどを AI を用いて予測・分析することで商品力を見える化。正価販売率の向上や不要な値引きの抑制、客単価の向上、欠品および売れ残りの解消などを支援するだけでなく、属人化していた在庫分析の業務負荷を軽減する。
アスエネは、CO2排出量見える化・削減クラウドサービス「アスゼロ」を提供。「アスゼロ」は法人・自治体の顧客を対象に、①自社の事業活動を通じて直接排出した CO2排出量、②他社より供給された電気・ガス等の使用を通じて間接的に排出した CO2排出量、③上流・下流問わず自社以外のサプライヤーによる CO2排出量、これら 3 つのスコープでサプライチェーン全体の CO2排出量を見える化するとともに、CO2を削減するクラウドサービスとサステナビリティ・トランスフォーメーションのコンサルティングを提供する。
https://www.shinseibank.com/corporate/news/pdf/pdf2022/220722_sustainability_j.pdf