島根銀行(頭取:鈴木 良夫)は、山陰両県で飲食店向けの卸売業を営まれるお客様の受注業務の効率化支援の一環として、FAX や電話での対応が多い飲食店からの発注をデジタルに変える受注システム「クロスオーダー」を提供するクロスマート株式会社(代表取締役:寺田 佳史、所在地:東京都中央区)と業務提携契約を締結し、顧客へ紹介する業務を開始する。
「クロスオーダー」は、飲食店と卸業者をつなぐ受発注システムであり、その特徴は、飲食店側は、普及率 8 割を超えるとも言われる LINE で「ともだち」となるだけで、無料で発注できるのが特徴であり、卸売業側から見ると、飲食店側に特別なシステムを入れて貰う必要がないことや、受注業務(FAX受領→手入力)の効率化が図られることなどのメリットがある。
山陰両県においては、近年少子高齢化や若者の県外流出を背景に、人材の確保はより厳しさを増すとともに、コロナ禍で顧客を取り巻く経営環境は一層厳しさを増しており、経営のスリム化が求められることもあり、いわゆる DX 化による業務の効率化の必要性が高まっている。
同行は、本業務提携を通じて、こうした業務の効率化に課題を抱える顧客のニーズに応えることで企業の継続的な成長を支援し、山陰両県の経済活性化に寄与したいと考えている。