株式会社 島根銀行(頭取 鈴木 良夫)は、SBI ホールディングス 株式会社(代表取締役社長 北尾 吉孝)との資本業務提携を機に、様々な取組を一体となって展開している。
この取組の一環として、同行は、SBI ホールディングスに設置された社長直下の組織である社長室ビッグデータ担当からビッグデータ、AI 活用に関するノウハウ及びリソースの提供を受け、また連携して取組むことで、顧客へのサービスおよび利便性向上、行内の業務効率化を通じた顧客とのコミュニケーション時間の更なる創出を目指しており、その取組の内容を公表した。
1.デジタルシフトの取組
(1)同行のデータを AI(人工知能)に分析・解析させ、顧客ひとり一人の要望に寄り添い、かつスピーディーな商品・サービスの提供を目指す。
(2)業務効率化および合理化を目指し、これまで以上に顧客とのコミュニケーションの時間を大切にすることを目指す。
(3)本部・営業店分け隔てなく手作業の事務、煩雑な事務の見直し・是正を果敢に実行し、業務プロセスの見直しに着手している。
2.社長室ビッグデータ担当との連携
2020 年 7 月より同行行員を社長室ビッグデータ担当へ出向させ、銀行業のデータ分析・活用に関するノウハウの蓄積や連携を図ることで、金融分野とデジタル分野双方に明るい「市民データサイエンティスト(専門家ではないが、ソリューションを用いてデータ分析ができる人材)」の育成を目指す。
<社長室ビッグデータ担当の概要>
SBI グループに存在する 2000 万に及ぶ顧客データや WEB ログ、広告ログ、サービス利用ログ等様々なビッグデータを利用し、機械学習・AI を活用し金融サービスの高度化を目指す組織。