佐賀銀行は、本部業務BPRの一環として、令和元年7月より行内での照会対応業務の効率化を目的に、「チャットボット」を導入する。
金融機関における業務が多様化・専門化するなかで、営業店から本部への質問や照会が増加しており、本部における電話応対負荷の軽減や、各業務の正確な知識習得が急務となっていることに対応するもの。
AI搭載のチャットボットが本部行員に代わり照会対応することで、行員育成をサポートするとともに、これまで電話応対にかかっていた時間を削減できることから、さらなる業務効率化・生産性向上に繋がるとしている。
営業店では、チャットボットを活用することで営業現場の生産性を高め、時間の創出と行員のスキルアップを実現し、顧客の役に立てる良質な金融サービスの提供に活かしていく。
また、地元取引先企業に同行の導入ノウハウを含めて紹介するなど、取引先企業の生産性向上や人材育成に役立てていくことも想定している。