肥後銀行は、働き方改革による顧客との関係強化の実現に向け、「MeeCap」を導入した。
従業員のパソコン操作プロセスを分析することにより、業務効率化や人材育成等に活用し、働き方改革推進と生産性向上を通じ顧客との関係強化を図る。
パソコン上の操作履歴をすべて記録し操作内容を可視化(見える化)、企業で使用するパソコンの操作プロセスを記録し、分析することで「人の技術・ノウハウの共有」「データによる可視化」「隠れた課題の抽出」を実現する。
記録できる操作履歴は、操作時刻、使用したアプリケーション・ファイル、キーボードでの入力内容・クリックしたアイコン等。
活用事例1:業務システムのフル活用
業務システム(顧客管理システムや融資支援システム等)利用者の操作履歴を可視化することにより各人の活用スキルを把握するとともに、視覚的で分かりやすい業務マニュアルの作成や生産性が高い操作スキルの横展開により、従業員の活用スキル向上を図る。
活用事例2:システムの機能見直し
各業務システム利用者の操作状況や作業動線を分析することにより、業務システム毎に利用されていない機能や非効率な操作手順を洗い出す。抽出したシステムの機能や、ユーザーインターフェース※・ユーザーエクスペリエンス※を見直し、業務プロセスの改善を図る。
※ユーザーインターフェース:システム利用者(ユーザー)が パソコン操作をする際の入力や表示方法などの仕組み
ユーザーエクスペリエンス:ユーザーがサービスなどによって得られる体験
活用事例3:内部統制への活用
パソコン操作の履歴確認等により、不正行動の未然防止等内部統制にも役立てる。
http://www.higobank.co.jp/newsrelease/2018/pdf/1810311482.pdf