株式会社NTTドコモ(代表取締役社長:吉澤和弘)、株式会社 三井住友フィナンシャルグループ(執行役社長グループCEO:國部毅)および三井住友カード株式会社 (代表取締役社長:大西幸彦) は、新たな協働の枠組を構築することに合意した。
ドコモとSMBCグループは、おサイフケータイによる新たなクレジット決済サービス 事業の推進を目的に2005 年に「新たなクレジットブランドの構築「新たな決済 サービスの提供」を狙いとする業務提携及び資本提携を行った。
ドコモのクレジットカード「dカード」の契約数が1,900 万を突破し、取扱高も 順調に拡大するなど、提携当初の狙いが達成された一方、キャッシュレス化の急伸、 スマートフォンの急速な普及等、取り巻く業務環境は大きく変化していることから、ドコモおよびSMBC グループは次のステージへと移行すべく、既存の提携関係 を見直す。
ドコモは、三井住友カードを中心とするSMBCグループの支援・協力の下、 dカードの更なるサービス向上に向けた新たなシステム開発と運営体制の見直し を検討する。
また、資本提携を見直し、三井住友フィナンシャルグループは、ドコモが保有する三井住友カードの 全株式(三井住友カードの発行済み株式総数の34%相当)の買い取りを2019年4月1日付で実施する。
さらに、キャッシュレス化の実現に向け、各々の顧客基盤と 幅広い業務領域・ノウハウを活かし、電子マネー「iD ]
の更なる拡大に向け 共同で事業を展開するとともに、Fin Tech領域等での新たな連携について検討する。