SBIホールディングス(本社:東京都港区、代表取締役社長:北尾 吉孝)は、ロシアの政府系ファンドであるロシア直接投資基金(Russian Direct Investment Fund(RDIF))と共同で、ロシアの民間銀行PJSC Sovcombank(本社:モスクワ、頭取:Dmitry Gusev、以下「Sovcombank」)へ出資した。
なお本出資は2018年9月10日にウラジオストクで行われた日露首脳会談における日露経済協力の成果文書に含まれているもの。
Sovcombankの総資産は8,890億ルーブル(約1.5兆円※)でロシア国内の民間銀行の総資産規模で4位に位置しており、また住宅ローンとオートローンでは民間銀行の中でトップシェア。ロシア国内1,039の都市に2,555店舗のライトオフィス網を展開しており、390万人以上の顧客を有している。
Sovkombankは金庫や現金受け渡し窓口を持たない独自のオフィスモデルを採用することで、その運営コストを最小限に抑え高い収益をあげている。現在Sovcombankは新規株式公開を目指しており、この資金調達は更なる業容拡大に向けた資本増強を目的としている。