スルガ銀行は、2018年8月22日付の日本経済新聞上で、第三者委員会が実施した調査の概要として、審査資料改ざんなどの不適切融資が1兆円規模にのぼる等の報道について、同社は第三者委員会からの報告を受けておらず、内容を把握していないと公表。
第三者委員会の調査は継続中であり、現在、調査報告書は受領していないとのこと。第三者委員会からは、8月末を目途としているものの時期は未定。調査報告書を受領した際には、速やかに開示する予定。
同社の融資については、既に必要な引当金を計上しているが、2018年8月9日に公表した2019年3月期第1四半期決算短信でも公表したとおり、2018年9月末基準で実施する貸出金の自己査定において対象拡充等の検討をすすめており、また、第三者委員会の調査報告書の内容を踏まえて、必要に応じて、今後貸倒引当金の積み増しを行なう可能性があるとしている。
https://www.surugabank.co.jp/surugabank/kojin/topics/180822_01.html