Liquidは、東京海上日動火災保険を引受先とする第三者割当増資による資金調達および資本業務提携を実施した。
同社は、生体情報にフォーカスした画像解析技術と機械学習を利用したビッグデータ解析技術により高速処理を可能にした認証アルゴリズムを独自に開発。これまで、生体認証による銀行取引、決済サービス「PASS」、キーレスの指紋認証入退出管理システム「LIQUID Key」、店舗が独自で分散型台帳によるトークンを発行可能にする「LIQUID Reader」をはじめ、世界で初めて生体認証のみでの本人認証・決済サービスの商用化に成功するなど、次世代の社会インフラを支える技術を生み出してきている。
一方、東京海上グループは、データ解析やAIなど先進テクノロジーを活用した新しい保険ビジネスモデル「InsurTech(インシュアテック)」へ積極的に取り組んでおり、中長期ビジョン「To Be a Good Company 2020」においても、テクノロジーを活用した革新的商品・サービスの開発および販売、業務の生産性の向上を重点課題の一つに掲げている。
同グループは、同社のパートナーとして初めての保険会社であり、同社の技術を活用した保険契約手続きの簡易化・集約化、新たな保険商品の開発・普及など保険ビジネスにおける協業を具体的に進めていく。