沖縄銀行は、畜産事業を行う合同会社八重山みるくファームに肉用牛を担保にした動産担保融資(ABL)を実行した。
合同会社八重山みるくファームは、石垣市内の畜産農家と連携し、肉用牛の繁殖から肥育まで一貫生産体制を構築した企業。既に販売ルートを確立しているが、6次化による業績拡大を目指す中で、東京センチュリー株式会社や県内外の畜産農家より出資を受けている。
石垣市のみならず、沖縄県において、肉用牛の飼育戸数は生産者の高齢化を要因として減少傾向。この取組により、畜産事業の活性化を通じ離島振興に留まらず、沖縄県全域での地域活性化が可能となるとしている。