一般社団法人全国銀行協会(会長:平野信行 三菱UFJフィナンシャル・グループ社長)は、理事会において、来年度以降における当協会のSDGs推進体制、および主な取組項目を決定した。
2015年9月に「国連持続可能な開発サミット」においてSDGs(持続可能な開発目標 Sustainable Development Goals)が採択され、国連に加盟するすべての国が2015年から2030年までに持続可能な開発のための諸目標の達成に向け行動することを宣言、政府においては「SDGs推進本部」を設置する等、取組みが進められている。
また、長期的な投資の視点として重要性が増している、ESG(Environment(環境)・Social(社会)・Governance(ガバナンス))の課題への取組みに関しても、これらの視点を反映した投資行動を促す責任投資原則(PRI)が、2006年に国連によって提唱されたことをきっかけに、ESG投資への関心が高まり、議論が活発化している。
日本の銀行界においては、これまでも顧客へのサービス提供、社会インフラの一端を担うという点での金融インフラの整備、社会貢献活動の実施等の観点で、さまざまな取組みを行ってきたが、更に中長期的な視点において、SDGsで掲げられている課題に対する取組みを強化するため、SDGsの推進体制および主な取組項目を決定したもの。
詳細は、下記全銀協HPを参照。