青い森信用金庫は、平成 29 年 8 月に、元職員 市野昭弘(男性 45 歳)に預けた普通預金通帳が、長期間返却されないことがあったとの匿名による申立てにより着服が発覚、公表した。
また、特別監査による調査やお客様への聞き取り調査を行った結果、平成 27 年 5 月 28 日から平成 28 年 10 月 26 日までの間に 7 先の顧客からの着服の疑いが判明し、現在警察の捜査中。
発生店舗は、大湊支店、大畑出張所(事件発生当時大畑支店)。
事故者は、顧客名義の普通預金口座から、顧客に無断で資金を引き出し着服した疑いが判明した。また、調査を行った結果、顧客に定期預金の契約を持ちかけ、顧客に資金を引き出させ、実際には定期預金の契約をせず着服した疑いが判明した。さらに、顧客から融資返済予定金を預かり、実際には返済手続きをせず着服した疑いも判明。
累計事故金額は、4,620 万円 (被害額 1,600 万円については、同金庫が全額弁済いたした。)