紀陽銀行は、住宅金融支援機構の住宅融資保険を利用したリバースモーゲージ型住宅ローンの取扱いを開始した。
満60歳以上の顧客が対象。自宅等を担保にしてもらうことにより、融資期間は終身で、毎月利息のみの支払いとなる。元金は利用者が死亡した際に、担保となった自宅の売却等により一括して返済してもらう。
なお、万が一、自宅の売却等の後に債務が残った場合も、返済を不要とする「ノンリコース型」の取扱いとなりますので、相続人にも過度な負担がない仕組みとなる。
また、この商品は、本人が居住する住宅建設資金や購入資金、リフォーム資金、サービス付高齢者向け住宅への入居一時金等の住宅資金に加え、子世帯等の住宅建設資金や購入資金等、幅広い資金ニーズに対応。さらに、現在の住宅ローンの借換えにも活用ができ、退職後の余裕ある資金計画に役立てられるとしている。