富山第一銀行は、ＴＩＳインテックグループの株式会社インテックと「富山ブロックチェーン研究会」の活動の一環として、共同で、「ブロックチェーン」技術を応用したイベント内仮想通貨の検証実験を実施する。
実験は、同行と株式会社インテックが実施主体となり、「富山県ものづくり総合見本市2017」をフィールドとして実施する。このイベント内で小さな経済圏を形成し、出展企業と来場者間で仮想通貨（テクノポイント）を流通させる。来場者はスタンプラリーのように展示ブースを訪問しテクノポイントを収集し、集めたテクノポイントを使い“物”と交換できる。
実験では、テクノポイントを介して来場者を展示ブースに誘導するとともに、企業とのコミュニケーションのきっかけとなることを期待。また、来場者がスマートフォンを基本としたキャッシュレス取引に触れることにより、地域経済圏の決済ツールの可能性を体験することも狙いとする。