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みずほ銀行「日本初、ソーシャル・インパクト・ボンド出資契約を締結」

株式会社みずほ銀行(頭取:藤原弘治)、株式会社キャンサースキャン(代表取締役:福吉潤)、ケイスリー株式会社(代表取締役:幸地正樹)、一般財団法人社会的投資推進財団(代表理事:青柳光昌、以下、「SIIF」)、および株式会社デジサーチアンドアドバタイジング(代表取締役:黒越誠治、以下、「デジサーチ」)は、八王子市で導入する成果連動型の大腸がん検診受診率向上事業に関し、日本初 となる複数年かつ成果連動型の本格的なソーシャル・インパクト・ボンド(以下、「SIB」)を組成した。

本事業は、八王子市民の健康寿命の延伸、生活の質の向上、さらに、がんの早期発見によるがん治療に要する医療費の適正化を目的として、大腸がん検診受診率が特に低い層を対象に、AI を活用したオーダーメイド受診勧奨を行う事業。

また、本事業は、2016 年度経済産業省 SIB 導入モデル事業を通して検討されてきたが、2017 年 3 月、八王子市にて SIB 導入を前提とした予算が成立。予算成立に基づき、同年5 月 1 日、八王子市と株式会社キャンサースキャンが日本初の成果連動型支払契約を締結し、SIIF(株式会社みずほ銀行の SIIF への資金拠出を含む)およびデジサーチが日本初の SIB 導入のための出資を実施し、SIB を組成した。

SIB は、行政が民間資金を活用して事業を行う成果連動型の仕組み。民間の資金やノウハウを活用して革新的な社会課題解決型の事業を行い、行政はその事業成果に応じて成果報酬を支払う。医療分野以外にも介護や就労、教育分野などさまざまな社会課題の解決に向けて活用していくことができる。SIB の革新的な点は、事業の結果ではなく成果が可視化されること、成果に応じて行政から支払いが行われること、成果が出るまでの事業資金について行政ではなく民間が資金負担すること等があげられる。

https://www.mizuhobank.co.jp/release/pdf/20170814release_jp.pdf

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