株式会社紀陽銀行(頭取:松岡 靖之)は、日本ユニシス株式会社(代表取締役社長:平岡 昭良)お よび紀陽情報システム株式会社(代表取締役社長:泉 清映)と提携し、顧客の生産性向上を目的 に「紀陽IT導入支援コンソーシアム」を設立した。
本コンソーシアムは、顧客の生産性をITツール(ソフトウエア、サービス等)によって向上さ せる目的で設立し、経済産業省の2016年度2次補正予算事業である「サービス等生産性向上IT 導入支援事業」における「IT導入支援事業者」(幹事会社:紀陽銀行)として採択された。
なお、「IT導入支援事業者」の登録は、関西の金融機関で初めて。
主なITツール は、
(1)保育業支援クラウドサービス「ChiReaff Space®」(開発元:日本ユニシス)
タブレット端末やPCを使用して、保育士によるこどもの成長記録の作成(顧客管理機能) を容易にし、4万人の成長データに基づく成長段階に適した指導計画の立案(業務計画策定機 能)を簡素化するほか、こどもの出欠状況や時間管理、保育士間の伝達事項の共有(コミュニ ケーション機能)などをサポートするクラウドサービス。
(2)外国人観光客向け接客支援ナビゲーションシステム「WaviSaviNavi®」(開発元:日本ユニシス)
タブレットやスマートフォンでアプリを利用することにより、飲食店と外国人観光客とのコミュ ニケーションを円滑化する多言語接客支援サービス。多言語に対応したオーダーシートに よる注文が可能で、従業員の業務効率を改善できます。 また、ログを採取し、顧客分析や売れ筋分析等のマーケティングを行う機能があり、商品の 売れ筋等を把握したメニュー開発に役立てることもできる。
(3)グループウエアシステム「SiCS」(開発元:紀陽情報システム)
会議室や公用車・共有機器などの予約状況を一元管理できる施設予約機能や、同課・同班メ ンバーおよび会議室のスケジュールをリアルタイムで共有できるスケジュール機能、その他掲 示板機能などを保有するグループウエアシステム。