セブン銀行は、口座を使わずに、企業から個人宛ての送金を同行ＡＴＭとセブン‐イレブンのレジで受取ることができる「現金受取サービス」を、来春を目途に開始すると公表。
「現金受取サービス」とは、ネット通販で購入した商品の返品により生じる返金や、シェアリングサービスの報酬支払などの個人宛の送金を、紙幣は同行ＡＴＭで、千円未満は同行ＡＴＭでのnanacoチャージまたは、セブン‐イレブンのレジで受取ることができるサービス。
近年、企業から個人宛ての送金ニーズは拡大しているものの、現状では銀行口座への振込や現金書留等に送金手段は限られているうえ、口座情報を知らせる煩雑な手続きや、自分の都合で受取ることが難しいなどの課題がある。これに対し、本サービスでは、個人顧客は電子メール等で企業から送付される番号を、同行ＡＴＭに入力するだけで現金を受取ることができるため、口座情報を企業に知らせる必要がなくなる。また、全国23,000台を超える同行ＡＴＭで、原則24時間365日受取ることができるので、顧客の都合に合わせた受取が可能。
企業側も、口座情報の管理が不要になるなど管理負担の軽減が図れるうえ、従来に比べ便利でスピーディーな送金が可能となる。本サービスは、返金や報酬の受取に加え、中古品売却代金、キャンペーン・懸賞金等の受取など多様なシーンでの利用を見込んでいる。
http://www.sevenbank.co.jp/corp/news/2017/pdf/2017051101.pdf