国立研究開発法人理化学研究所(以下「理研」、理事長:松本紘)と、株式会社 三井住友銀行(以下「三井住友銀行」、頭取:高島誠)は、科学技術の振興と イノベーション創出活勤における連携を目的とした覚書を締結した。
理研は、研究開発機能の中核的な担い手のーつとして、科学技術基本計画 等において掲げられた国が取り組むべき課題や、様々な社会的ニーズのうち科学技術により達成し得ると考えられる課題について、その達成に向けて戦略的・重点的に 研究開発を推進しており、研究開発成果の最大化を目指している。
他方、研究開発成果を社会的価値に変換するため、理研がその総合力を活かし、 企業や医療機関などと一体となって基礎研究から実用化までを推進する場の構築とともに、社会・産業の科学的・技術的ニーズと理研が有する最先端の研究シーズの 活用・展開を図るための新たな枠組みの構築を進めている。
今回の協定締結により、理研と三井住友銀行は、高い研究開発能力と経験に基づく技術コンサルティングや、社会と産業界における課題に対する解決策の共創、 理研発ベンチャー企業の創業や起業家の育成における協力など、科学技術の振興と イノベーション創出活勤を一層強化することが目的。