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山形銀行「不祥事、睡眠預金印鑑票の誤廃棄を公表」

山形銀行は、同行で保管している睡眠預金(*)の印鑑票の一部が紛失していることが判明し、公表した。

*)睡眠預金とは、10 年以上入出金等の取引がなく、通常の預金とは別に整理のうえ保管・管理して いるもので、預かり残高も 1,000 円未満のものが大半。

(1) 紛失したもの: 睡眠預金として整理・保管していた印鑑票

(2) 紛失した情報の内容:申し込み時の顧客氏名、住所、生年月日、電話番号、勤務先、口座番号、印影

(3) 紛失した店舗数:75 ヵ店

(4) 紛失した印鑑票件数:18,926 件

同行では平成 28 年 9 月より、睡眠預金の支払事務を本部で対応するため、睡眠預金の印鑑票を 順次本部へ集中していたが、この過程で一部の店舗で睡眠預金の印鑑票を紛失していたことが 判明。

こうした状況を受け睡眠預金の印鑑票の保管状況について全店で調査を実施した結果、 75 ヵ店でその一部を紛失していることが判明した。

内部調査の結果、睡眠預金の印鑑票を整理する際に誤って解約済の印鑑票に混入させ、10 年の保 存期限が経過した段階で破棄した可能性が高く、外部へ流出した可能性は極めて低いものと考えている。

なお、現在までに顧客情報が不正に利用されたとの連絡やお問い合わせはなく、本 件に関する顧客情報の外部流出を疑わせる事象は発生していない。

http://www.yamagatabank.co.jp/release/pdf/799.pdf

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