三井住友信託銀行「ブロックチェーンを用いた不動産情報の蓄積・活用促進の実証実験を開始」


三井住友信託銀行は、不動産ビジネスにおいて、複数の参加企業とともに、デジタル技術(ブロックチェーン)を活用して情報を一元的に蓄積し、取引関係者の合意のもとで有効活用できるプラットフォーム構築をめざした実証実験を開始する。

不動産に関する多様な情報を時系列に蓄積し、不動産取引に関する様々な場面で有効活用することによって、新たなビジネス機会の創出と、不動産取引市場の更なる活性化を目的として、今般、複数の不動産ビジネス事業者と協働したビジネススキーム内における技術の検証及び課題の整理を行うために、この実証実験を開始するもの。

不動産取引に関する様々な場面における、情報活用の効果と課題を検証するため、実証実験には、ビルなどの賃貸用不動産の 所有者、 不動産に関する契約管理などを行うソフト ウェア 提供企業、IoTをはじめとするデータ分析企業、金融機関、不動産の投資や運用に関する総合的なサービス提供企業など 、各分野に知見を持つ企業に参加してもらう。

実証実験では、テストデータを使用して、参加企業が、不動産の 収支に関する情報や、建物に関する情報などを、ブロックチェーン技術を活用したシステムに記録し、記録された情報を予め合意のある別の参加企業 のみが閲覧できることを検証する。

また、同一の不動産について、時系列に蓄積された情報を閲覧できることを検証し、所有、 管理、 売買、投資、融資といった不動産取引に関する様々な場面での情報活用の効果と課題を検証する。

https://www.smtb.jp/corporate/release/pdf/190813.pdf

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